大型クラフト袋とアルミ包装の合わせ技
お茶やコーヒーなどのパッケージによく使われているアルミを使用した包装袋があります。その多くは内容物の品質を保持する目的で使用されています。アルミを使用した袋は湿気、酸素、光、臭気などを通しにくくそれらに影響のため品質を落とす内容物の保護に広く活用されているのです。
アルミは薄くシート状のアルミ箔にする技術やアルミ蒸着といった加工方法でフィルムと組み合わせることが可能で薄く柔軟性のある袋の素材として使われています。袋に使用されているアルミ箔は7ミクロン(0.007㎜)もの薄さの規格が多く使用されています。
大型のクラフト袋にもしばしばアルミ包装が取り入れられています。それらはクラフトの強度にアルミの機能を付加した袋となります。クラフト紙は20~30kgといった重量物の袋の素材として使用されていますが、湿気、酸素などの気体、光は通してしまいます。そこを補うためにアルミ素材が使用されます。
一般小売りされているパッケージでは中身の商品によってより遮断性の高いアルミ箔やコストが比較的下がるアルミ蒸着を使い分けていますが大型の包装ではアルミ箔が多く使われる印象です。当社の扱っている大型アルミ包装もそのほとんどがアルミ箔素材のものとなります。
大型アルミ包装の目的もパッケージと同じように高い防湿性、バリア性、遮光性、保香性などですが最も多いのが湿気対策です。紙袋に充填する内容物は粉体、粒体といった材料となるものが主ですが、それらが湿気の影響で固結してしまったり、使用する際の不具合発生の抑制を目的としています。具体的には吸湿性の高い樹脂ペレット20~25kgの包装によく使用されています。
山口包装工業ではアルミを使用したクラフト袋規格袋を販売しております。
ヒートシールできるクラフト+クロス+アルミの貼り合わせ素材の1層袋
クラフト3層袋にペットアルミ袋を挿入している紙袋
アルミ入り角底2層袋(底ヒートシール)
内層のクラフト紙にアルミを貼り合わせた角底2層袋
アルミとクラフトを貼り合わせた大きなガゼットが特徴の袋
内袋として使用可能なペットアルミ袋
アルミを使用したクラフト袋をご検討の際は山口包装工業へお問い合わせお願いいたします。