「そば粉」のクラフト紙袋
ちょうど1年程前に、米粉のクラフト紙袋のご紹介をさせてもらいましたが、今回のコラムでは、日本人の国民食「そば」を作るのに使われるそば粉のクラフト袋を紹介させていただきます。
「そば」と言えば日本の食べ物と思われがちですが、調べてみるとそばは世界中で色々な料理となって食べられており、国連の統計情報によるとそばのNo.1生産国はロシアで2021年の生産高が約92万トン、No.2が中国で約50万トン、No.3がウクライナの約10万トンとなっており、日本の約4万トンは第7位となっていました。
(参照元: https://data.un.org/Default.aspx )
世界のそば料理では、クレープ状にしたフランス料理「ガレット」やおかゆ状に仕上げるロシア料理「カーシャ」、韓国冷麺などが有名です。
日本では、国産や輸入されたそばの実や玄そばのほとんどが麺作り用のそば粉に加工されてから、製麺会社や飲食店・一般消費者へと流通しております。当社の製造するクラフト紙袋は、主に製粉会社で加工された業務用そば粉の輸送に使われています。
業務用そば粉の紙袋は20~25kg入りが大半になりますが、近年ユーザー様から容量が小さい紙袋のご要望が多くなってきております。
先日もお客様から5kg用、10kg用の紙袋の引合いをいただきました。小さいサイズを使用される理由には、以下のようなものがあるとお聞きしました。
①働く女性や高齢者が増えてきており、工場や飲食店の厨房などで重量物を扱う際の負担を減らす動きが出てきていること。
②そば粉は劣化が早いため、短期間に使い切れる量だけを購入し、常に新しいそば粉を使うことで高い品質を維持してお客様においしく食べてもらうため。
③店舗内の保管スペースを減らしたり冷蔵庫で保管するために小分けにしてほしいという要望が増えていきていること。
今回小さいサイズの紙袋の使用を開始していただいたのは、群馬県高崎市にある株式会社金八蕎麦製粉工場様です。金八蕎麦製粉工場様は、今年で創業75周年を迎える老舗のそば粉メーカー様。近年は、そば粉のネット販売やアメリカ、シンガポールなど海外への輸出をされたり、そば粉を使った様々な料理をSNSで紹介されたりと積極的にそばの良さを世の中に発信されています。
会社WEBSITE https://kane8soba.com/index.html/
インスタグラム https://www.instagram.com/kanehachi_soba/
金八蕎麦製粉工場様でご使用いただいている紙袋はイージーオープン袋で、サイズは以下のようになっております。
5kg用:イージーオープン袋 2P(層)x508(仕長さ)x251(巾)x54(マチ)mm
10㎏用:イージーオープン袋 2P(層)x584(仕長さ)x320(巾)x75(マチ)mm
当社では幅が狭く容量が小さい業務用紙袋の製造も得意としております。
5kg、10kg、15kg、20kg、25kgと幅広いサイズのそば粉用紙袋に対応させていただきますので、検討される際は気軽にご相談ください。