「大豆」に関わるクラフト紙袋
今回のコラムでは、日本の食に欠かせない「大豆」やその加工品の包材として使用される紙袋について書かせていただきます。
大豆は、未成熟なものが枝豆、発芽したものがもやしとしてそのまま食べられることがありますが、加工することで様々な形となって我々の食卓にあがります。蒸した大豆を発酵させて味噌や醤油などが作られたり、煎たものを挽いてきな粉が作られたり、絞ってものを固めて豆腐が作られたりしています。また、最近は「大豆ミート」が話題となっておりますが、これは、大豆の油を絞ってできる脱脂大豆を使って作られています。
このように様々な大豆食品がありますが、材料や加工品の輸送には弊社も製造するクラフト紙袋が多く使用されています。いくつか事例をご紹介いたします。
最初に、大豆には国内産と海外からの輸入される外国産のものがありますが、どちらも加工される前に異物の排除や大きさの選別をする工程を通ることとなります。選別された大豆を入れる包材として30kg入るような大型のクラフト紙袋が使われています。使用されるのは、玄米袋としてもつかわれる舟底タイプで紐が付いているものやイージーオープンタイプの袋になります。
(例)
舟底ひも付き袋 3P | (層)x852(仕長さ)x490(巾)mm |
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イージーオープン袋 3P | (層)x851(仕長さ)x420(巾)x75(マチ)mm |
舟底ひも付き袋
イージーオープン袋
次に、油を絞って粉砕加工した脱脂大豆粉を輸送する際にもクラフト紙袋が多くつかわれています。業務用として使われるため、こちらも内容量は15kg~20kgと大きなものが多くなります。使用されるのは、主にイージーオープンタイプの袋で中にPE袋が入ったものになります。
(例)
イージーオープン袋 20kg 3P | (層)x902(仕長さ)x470(巾)x100(マチ)mm |
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イージーオープン袋については、製品を充填後にオーバーテープ機やミシン機といった機械を使って封緘することになります。当社では、封緘設備がない場合に手作業で封緘を可能にしたWイージータイプの袋を製造しております。袋の下部はカットテープ付の紙テープで糊付けされており、上部は両面テープが設置された紙テープが糊付けされている袋になります。
Wイージー袋
業務用のきな粉を輸送する際にも5kg~20kgサイズのミシン袋やイージーオープン袋が使われることがあります。
(例)
5kg 2P | (層)x559(長さ)x300(巾)x65(マチ)mm |
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10kg 2P | (層)x635(長さ)x370(巾)x75(マチ)mm |
15kg 3P | (層)x800(長さ)x420(巾)x75(マチ)mm |
20kg 3P | (層)x889(長さ)x443(巾)x102(マチ)mm |
最後に、オーガニック大豆などを2kgや5㎏といった少量で小売販売する際にもクラフト紙袋が使われています。お米の販売にも使われている角底のひも付クラフト袋が使われることが多いようです。
(例)
角底袋クラフトバンド付き 2P | (層)x340(長さ)x140(巾)x70(マチ)mm |
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角底袋クラフトバンド付き 2P | (層)x470(長さ)x190(巾)x90(マチ)mm |
角底袋両面テープ付き 2P | (層)x340(長さ)x140(巾)x70(マチ)mm |
角底袋両面テープ付き 2P | (層)x470(長さ)x190(巾)x90(マチ)mm |
角底袋クラフトバンド付き
角底袋両面テープ付き
大豆に関連した紙袋をお探しの方は、是非当社にお問い合わせください。