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「米粉」のクラフト紙袋

「米粉」のクラフト紙袋

「米粉」のクラフト紙袋

今回のコラムでは、小麦の主要産地であるロシア・ウクライナ間の戦争や円安の進行に起因する小麦価格の高騰を受けて、再び脚光を浴びている「米粉」に使われているクラフト紙袋のご紹介をさせてもらいます。

米粉は古くから和菓子などの原料として「上新粉」や「もち粉」として使用されておりました。15年程前から、豊作で余った米を加工して利用できないか、また、国内自給率100%の米粉を活用することで食料自給率を上げることはできないかといった課題への取組を農林水産省が推進していったことで用途が広がっていきました。

米粉パンやケーキなどが作られるようになったのは、製粉技術の開発や米粉用の品種開発です。従来の粉砕機では、コメを砕いた時の粒子が荒く、澱粉の損傷が多かったため用途が限られていました。新潟県で開発された特別な微細製粉技術を使うことで小麦と同じように細かい粒子の米粉を作ることができるようになり、また、粉砕した時により澱粉の損傷が少なくなるようなコメの品種開発(ミズホチカラや笑みたわわといった品種)が進んだことでもちもち食感のパンやケーキができあがる米粉が作られるになったのです。

用途の拡大や食感の改良などに加え、グルテンフリーダイエットが世界的な食のトレンドとなったことで米粉の需要は増え続けています。

米粉をめぐる状況については、農林水産省が20232月に新しい資料を公開しておりますので、こちらもご参照ください。

https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/komeko/attach/pdf/index-117.pdf

スーパーなどで小売されている米粉は、様々なパッケージに小分けされて封入されていますが、業務用のものは、当社でも製造するクラフト紙袋に入れて輸送されることが多くなっております。

現在も上新粉、上用粉、もち粉等といった種類の米粉を20kgとか22kg入れる袋を製造販売させていただいておりますが、今後は、5㎏、10㎏といった容量の小さい袋の需要も増えてくると考えております。当社で納入実績のある袋のタイプは、以下の3つになります。

イージーオープン袋


イージーオープン袋


両底(外弁式)


両底(外弁式)袋


Wイージーオープン袋


Wイージーオープン袋


お客様の要望に合った袋の提案をさせていただきますのでお気軽にお問合せください。

コラムの監修者
営業
清水 克己
◆包装業界一筋20年。お客様のニーズに沿った紙のご提案をさせていただいております。

業務用紙袋なら規格品から別注品まで山口包装工業へお任せください!

 

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