内容物が一目でわかる「印刷入り」のクラフト袋
当社で製造するクラフト袋の多くは印刷入りです。無地(印刷なし)のクラフト袋の場合だと、一目で内容物やメーカーが分からず、ラベルを貼って品名を表示するなどの手間がかかります。また、オリジナルの印刷で統一する事で、ブランド力をアピールする事ができます。
◆印刷方法
袋の印刷には何通りか種類があり、それぞれの特徴でメリットとデメリットがあります。特に有名な印刷方法として、「フレキソ印刷」と「グラビア印刷」「オフセット印刷」などがあります。
印刷方法の違いで、「印刷の表現度」「初期費用(製版代)」が大きく変わってきます。当社では初期費用の製版代が抑えられ、多量印刷に適した「フレキソ印刷」を採用し、油性インキ輪転機と水性インキ輪転機を備えています。
フレキソ印刷の特徴:主に段ボールケース、封筒、紙袋などの印刷に用いられる方法です。樹脂やゴム等の柔らかい素材で版を作製する為、初期費用の製版代が安く抑えられます。また、輪転機での印刷により、多量印刷に最適です。地球環境に良い水性インキが使える為、グラビア印刷からの方式変更を検討する機会が増えているようです。
グラビア印刷の特徴:主に雑誌の印刷や、食品の包装材、パッケージへの印刷に用いられる事が多い方法です。写真等の印刷ができ、金属版を使用する為、版の耐久年数が長い為、大量消費される食品のパッケージ等に最適の印刷方法です。印刷版が金属の為、初期費用が高額な事がデメリットです。
◆印刷インキ
当社では国内のクラフト用インキとして主流であるKIカラーを採用しています。別紙の20種類のインキから最大で3色を印刷可能です。
例えば、貴社名を「KI-19墨」、商品名を「KI-05赤」、貴社ロゴマークを「KI-10群青」で掛け合わせるなど、デザインは無限大です。
輪転機の仕様で印刷できない箇所や各種制限がありますので、詳しくは当社担当者へお問い合わせください。
◆印刷ロット
通常、クラフト紙の印刷は原紙の状態から輪転印刷機で巻き取り印刷を行います。ですから多くの場合は印刷ロットが多くなりがちです。例えば原紙の巻き取りの6,000Mに合わせて印刷ロットも6,000M分からとなる場合が多いです。6,000M分の原紙を使用して紙袋を製造すると大きさにもよりますが、約6,000枚~10,000枚ほどにもなります。
当社では、きめ細やかな製造段取りで、最小1,000枚から印刷が可能です。
◆まとめ
家庭用印刷のインクジェット方式やレーザー方式では多量印刷に時間と膨大なコストがかかります。経済性にすぐれた当社の業務用印刷機で、貴社のオリジナル紙袋を作ってみませんか。印刷入り紙袋、ご注文の流れは、「お問い合わせ」⇒「デザイン打ち合わせ」⇒「版下作製」⇒「お見積り」⇒「製造」となります。