小袋のまとめ発送の外装にクラフト袋
小袋などをまとめて発送する際に使用する梱包材はその大半を段ボールケースが担っています。
食品や日用品は販売店で陳列されるため何らかのパッケージに入っているのがほとんどです。比較的小さなものはパッケージに入ったものをケースにまとめられています。それらをさらにまとめて輸送の際に使用されているのが段ボールケースとなります。段ボールケースは緩衝性がありリサイクルシステムも確立されていて広く使用されています。
その段ボールケースと同じような用途でクラフト袋が使用されることがあります。段ボールケースの素材がその中に空気の層があり緩衝性がありますが、その為1枚1枚の厚みがあり、どうしてもかさばってしまいます。それに対してクラフト袋の素材である紙の特徴は薄いところにあります。強度は紙の厚みを上げる、より強度を高めたクロスペーパーなどの加工紙を用いる、紙を複数層にして高めることはできますが外側からの衝撃はほとんど中身の商品に伝わってしまいます。
その為、外装としてのクラフト袋は用途は限られますが、在庫・輸送時にかさばらない、組み立ての手間がかからないなどの利点からクラフト袋も外装して使用されています。
クラフト袋の外装は外側からの衝撃に影響を受けにくいものとなります。また、段ボールケースがパッケージ⇒内箱⇒段ボールケースといった具合にパッケージを入れる内箱がありそれをさらにまとめることが多いように思いまます。それに対してクラフト袋はパッケージに入った商品をそのまま詰めていき使用することが多いです。その為その梱包する商品のパッケージも比較的大きなものが多くパッケージ自体にある程度強度があることが多いです。
具体的に挙げると次のような商品となります。
お米・塩・砂糖・ペットフード・トイレットペーパーなど
お米は1㎏、1.4㎏、2㎏、5㎏など袋詰めされたお米をクラフト袋に梱包し輸送されます。お米が衝撃に強いことや米袋には空気穴あることがほとんどで、空気の圧迫による破損(パンク)がないため使用されています。主に外食産業に運ばれるに際に使用されています。
塩・砂糖は内容重量で500gや1㎏が多く小売販売店に運ばれる際に主に使用されています。
トイレットペーパーなどは商品自体に柔軟性があり衝撃を吸収する品物です。
これらは商品をクラフト袋に詰める作業も機械化されていて広く活用されています。
紙袋のメリットは包材在庫の省スペース化、発送荷物の小サイズ化、組み立てが不要 等です
例を挙げた商品以外にもクラフト袋を外装としての利用はまだまだ可能性があると思います。そのような梱包、発送にご興味ございましたら山口包装工業に一度ご相談ください。