研磨剤用の紙袋
今回のコラムでは、当社でも複数実績がある研磨剤に使用されているクラフト紙袋の紹介をさせてもらいます。
研磨剤とは、材料の表面を削ったり、磨いたりする目的で使用される固い粉や粒状の製品で、一般家庭にもある研磨シートに使われたり、歯磨き粉や塗装・汚れを落とす際に使用される洗剤などに含まれています。また、工業用の研磨剤は、幅広い業界で金属やガラス、電子部品などの加工用に使用されております。
弊社で製造する紙袋については、主にブラスト加工や砥石の原料として使用される工業用研磨剤の包装に使用されています。ブラスト加工は、エアーを使って研磨剤を直接吹き付けて表面を加工する方法です。また、砥石は、複数の異なる材質の研磨剤や結合剤などを混合したものを成形、プレス、焼成という工程を経て、製造されます。
研磨剤用に使われているのが写真にあるような「ヒモ付き舟底紙袋」です。
以下にこの袋の特徴をいくつか記載せさせてもらいます。
・紐を手で縛って封かんするため、専用の封かん設備が必要ありません。
開口部を数回折りたたみ、その部分が戻らないように紐で結んで封かんするだけの為、容易に封かんができます。
・研磨剤を必要量使用した後、袋の再封かんすることで、保管時の品質保持や飛散防止が可能です。
・底マチがあり、自立性があることから、使用現場に置きやすくなっています。
弊社での研磨剤用の紙袋の実績サイズをご紹介致します。
<内容量20㎏用の袋>
クラフト紙3層仕様 長さ550㎜×巾365㎜×底巾120㎜
クラフト紙3層仕様 長さ515㎜×巾340㎜×底巾130㎜
クラフト紙4層仕様 長さ580㎜×巾365㎜×底巾115㎜
<内容量5㎏用の袋>
クラフト紙2層仕様 長さ450㎜×巾250㎜×底巾60㎜
ご紹介したサイズ以外にもお客様の希望の合わせた別注品を条件によっては1000枚程度の小ロットから製造することが可能です。製品名や会社名などのオリジナルデザインをフレキソ印刷機で最大3色まで印刷することが可能です。