丈夫な紙袋
「丈夫な紙袋」といえば、どのような紙袋をご想像されるでしょうか。
一般的に紙袋といえば、百貨店やアパレルショップなどで使用されている手提げ紙袋をご想像されると思います。ただ、「丈夫な紙袋」となると、ご想像されにくいかもしれません。
そこで、質問の内容を変えてみます。
例えば、「丈夫なお米袋」といえば、どのようなお米袋をご想像されるでしょうか。
おおよそ、産直売り場やホームセンターなどで販売されているお米(玄米)30㎏が入っている紙袋をご想像されるかと思います。まさしく、そのお米袋が「丈夫な紙袋」にあたります。
当社で製造している紙袋は、「重袋」と呼称され、主に重量物を詰める「丈夫な紙袋」です。使用用途としては、先ほどのお米(玄米)やプラスチック製品の原料(樹脂ペレット)といった物を詰めることが多く、普通に生活している中では、なかなか見かけない紙袋だと思います。ここ最近では、容量が大きい事と丈夫という観点から発送用の宅配袋の代わりとして使用される事も。普段見かけない紙袋の為、人によっては、目新しさがあるかもしれません。
当社で製造している「丈夫な紙袋」の主な種類を抜粋してご紹介いたします。
➀片ミシン クラフト袋
袋底をミシンで縫い込んだ紙袋です。
原料袋としては、一般的でよく使用されている形状の紙袋です。
最大4層仕様(クラフト紙を4枚重ね)まで製造可能。
大きさは、深さが約508mm~約1092㎜、袋巾が約251㎜~約560㎜、マチが約54㎜
~約120㎜まで製造可能。
最小製造ロットは、約1,000枚以上からです。
開口部の封かんは、袋口縫ミシン機でミシン掛け封かんもしくは、開口部を2~3回折り
返してクラフトテープなどで封をする方法がございます。
②片ミシン ペーパークロス袋
クラフト紙にPEクロスを貼り合わせた耐久性の優れたペーパークロスの紙を使用した
ミシン底袋です。
樹脂ペレットを入れる紙袋として使用される用途が多いです。
この紙袋は、ペーパークロス原反の大きさによって、製造できるサイズが決まってきま
す。
当社では、袋巾が約440㎜、マチが約125㎜で固定、深さは約711㎜~889㎜まで製造
が可能です。
最小製造ロットは、原反1本(6000M)からとなります。(深さによって枚数が変わります。)
開口部封かんは、袋口縫ミシン機でミシン掛けとなります。
③イージーオープン袋
袋底部を2~3回折り返し、補強紙を貼り付ける事で袋にした紙袋です。
また、補強紙にカットテープを付ける事で内容物を取り出す際にカットテープで補強紙
を引き裂くことにより簡単に開封され内容物を取り出すことができます。
主にコンタミネーションを防ぐ為、食品添加物のような食品原料関係で使用される事が
多いです。
最大3層仕様(クラフト紙を3枚重ね)まで製造可能。
大きさは、深さが約508mm~約991㎜、袋巾が約251㎜~約560㎜、マチが約54㎜
~約120㎜まで製造可能。
最小製造ロットは、約1,000枚以上からです。
開口部の封かんは、袋口縫ミシン機でミシン掛け封かんもしくは、開口部を2~3回折り
返してクラフトテープなどで封をする方法がございます。
今回ご紹介した種類以外にもいろいろな仕様の丈夫な紙袋が存在致します。
ご紹介した内容を参考に、ご相談いただければと思います。
お気軽にお問い合わせ頂ければ、幸いです。