【多種多様】工業用紙袋 / 規格袋のご案内

主に粉体や粒体の包装、輸送に使用する紙袋は基本的には内容物に合わせサイズや材料構成、印刷などの仕様を設定し紙袋を製造していく受注生産体制でのご提供となっています。

それは紙袋に充填する品物が多岐にわたるためです。比重、形状、性質、内容重量、充填方法などが違う品物に使用するため、そのような条件にあわせ製造していくため、様々な規格、仕様の紙袋が必要とされます。

ユーザー様において多くの種類が必要となる紙袋を当社では1,000枚での小ロット製造に対応しています。それでも使用する条件などにより紙袋の必要数がその数量を下回ることも珍しくありません。

山口包装工業ではクラフト紙袋業界では少ない規格袋を在庫対応しご提供しています。

そんなクラフト紙袋の規格袋の形状をご案内します。

▶︎３層片ミシン紙袋

クラフト紙のみの材料構成で３枚を重ね合わせ製造し底部分となる部分をミシン掛けして作ります。最も基本的な仕様の紙袋となります。３層のため強度があり重量としては２０ｋｇ～２５ｋｇほどの内容物に多くご使用頂いています。

こちらもクラフト紙のみの材料構成で２枚を重ね合わせ製造した紙袋です。１０ｋｇほどの内容物や成形品の発送ようにも使用されています。

片ミシン紙袋の中にポリエチレン製の内袋が入った袋です。底部分をミシン掛けでＰＥ内袋も固定されています。防湿性が必要な内容物や粉漏れを完全に防ぎたい場合に使用されます。

クラフト紙とクラフト紙の中間層にポリエチレン製のフィルムを挟み込み製造された片ミシン袋です。ある程度の防湿性が求められる場合に使用されます。

カットテープ入りの加工が施されており、充填物を取り出す際の開封が容易となります。

カットテープの入りの加工に加え封かん用の両面テープの付いた紙袋。ミシン設備なしで封かんできます。

防湿性、遮光性の高いクラフトアルミの内袋が入った袋です。

ペーパークロスを素材とした袋です。強度の高い素材のため、１層の構成となりますが、25kgの内容物にもご使用いただいています。

クラフト紙とポリエチレンクロスの中間層にアルミ箔を貼り合わせた特殊素材で製造し高い防湿性と強度があり、また１層の構成となりますので、ヒートシールも比較的行いやすい性質があります。

豊富な規格品一覧はｐｄｆカタログでご覧いただけます。

コラムの監修者

営業

清水　克己

◆包装業界一筋20年。お客様のニーズに沿った紙のご提案をさせていただいております。