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輸出にも使える強化ダンボールコンテナ

輸出にも使える強化ダンボールコンテナ

重量物の輸出には様々な包装資材が使われております。今回は、当社で取扱いしている強化ダンボールコンテナのご紹介をさせてもらいます。強化ダンボールコンテナの特徴はその名前の通り、一般的な段ボールケースと比べ、強度が強く、重量物(概ね1t程度まで)も梱包可能な上、大型でも形が崩れにくい為、大容量の積載が可能ということです。この特徴から木箱の代替品として輸出の際に使用されることが増えました。

強化ダンボールコンテナの特徴や利点などをご紹介します。

何故強度が強いのか?
強化ダンボールコンテナのシートの断面は下の写真のようにダンボールシートを2~3層重ねたような形になっております。層を重ねることで強度を高めていることに加え、通常のダンボールシートとして使われている古紙を使わず、より厚みがあり、強度の高い耐水ロングファイバーライナーという紙を使って中芯を挟んでいることから強度アップを実現しています。

 
断面図

断面図
・その他にどのような特徴があるのか?

 特殊な紙や糊を使っているため、耐水性と耐候性が強い
 組み立て式なのでかさばらず保管ができる
 容器が比較的軽重であり、また荷物に密着した設計がしやすく体積を小さくできる
  ことから輸送コストダウンが可能(木箱に比べ1/3-1/4の重さ、体積も10%以上減)
 様々な形に設計しやすい為、特大サイズや長尺、円形などの荷物にも対応可能


・どのようなものを輸送するのに使われているのか?
 ベアリング(自動車部品)
 重量機材(建機、農機、半導体設備など)
 樹脂ペレット
 食品原料(餡子、酒かす、コーヒー豆など)


・どのような形 態のものがあるのか?

強化ダンボールコンテナには様々な形がございます。強化ダンボールを箱型にしたものや専用のプラスチックパレットと組み合わせて使用するもの、さらに強度を高めるために八角形にしたもの(オクタビン、オクタケース)などがございます。

専用プラスチックパレットやキャップと組み合わせたもの
専用プラスチックパレットやキャップと組み合わせたもの

オクタケース(樹脂ペレット1000㎏輸出際に利用したもの)
 充填物が粉体の場合は内圧が掛かるため八角形にしてガラス繊維テープを巻き付ける仕様になっています

オクタケース

・別注対応は可能なのか?
お客様のご要望に合わせたサイズや形での小ロット製造にも対応しております。仕様によって最小製造数量は変わりますが、ものによっては数セットからの販売が可能です。
粉体の輸送に使う場合には、内袋としてポリ袋等を使用することになるかと思います。当社では各種内袋の取扱いも行っておりますので、こちらも小ロットでの同時販売が可能です。

オクタケースの採用事例はこちら



 

・規格品はあるのか?

指定危険物質の輸出に必要なUNマーク対応の規格品を取扱っております。こちらの規格品は、10セットから販売が可能なので、比較的小ロットでの輸出にも使うことが可能かと思います。現在取り扱っている規格品の構成、サイズは以下の通りです。

【規格品】(サイズは外寸)
 2層シート:330長×330幅×340深mm
 2層シート:380長×380幅×400深mm
 2層シート:455長×341幅×353深mm
 3層シート:944長×944幅×974深mm


ご紹介いたしました強化ダンボールコンテナにご興味を持たれましたらお気軽に当社へご相談ください。


◆関連コラム
コラムの監修者
営業
清水 克己
◆包装業界一筋20年。お客様のニーズに沿った紙のご提案をさせていただいております。

業務用紙袋なら規格品から別注品まで山口包装工業へお任せください!

 

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