
内袋入り紙袋の使い方(封かん方法)
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内袋入り紙袋の使い方(封かん方法)
お客様の中には、クラフト重袋を初めてご利用になる方もいらっしゃいます。試しに少量使ってみたい、輸送テストをしてみたい、スポット案件で必要になったといったお客様にご好評いただいているのが50枚、100枚といった単位で販売させてもらっている当社の各種規格品です。
今回のコラムでは、当社の一部規格品の封かん方法についてご紹介させてもらいます。ご使用時の参考にしていただけると幸いです。

ポリ内袋入り紙袋は、その名の通り、紙袋の内側にポリエチレンの袋が入った袋になります。当社の規格品は、ポリエチレン内袋が外側のクラフト紙袋とミシン縫い箇所で一体化した仕様になっております。さらに、ポリエチレン内袋の開口部はクラフト紙を覆うように外側に折り返しているので、充填作業がスムーズにできるよう工夫しています。
【封かん方法】
- ①内袋をヒートシール機でとめる方法:
機械を必要としますが、一番しっかり内容物のバリアができます。
- ②内袋を輪ゴムや結束バンド等で縛る方法:
封かん作業が素早くできるので効率が良い一方で、開封時に輪ゴム等が製品に混入してしまうリスクがあります。
- ③内袋を縛ってしまう方法:
副資材を使わずに封かんできます。
次に、封かんし終わった内袋を紙袋の内側に仕舞ってから、紙の部分にミシン掛けしていきます。ミシン機には大型紙袋を封かんするための専用品があり、当社でも販売をおこなっています。家庭用の裁縫ミシンと違い、非常に厚みのある紙をスピーディーに縫い込み、さらに縫い上がりが耐荷重性も兼ね備えているのが特徴です。
●関連コラム
こちらが封かん作業(内袋はヒートシール機で封かん)を撮影した動画になります。
2,F-44 WイージーPE入り紙袋
WイージーPE入り紙袋は、紙袋の開口部に折り筋を入れ、両面テープを貼った袋で、ミシン機やテープ機などの設備がなくてもしっかりと封かんができるのが特徴です。内袋の封かん方法は、1の片ミシンタイプと同じです。
こちらは、言葉で説明するよりも作業動画をご覧になっていただく方が分かりやすいかと思います。
(内袋はPPヒモを使って封緘しております)
3,アルミクロス紙袋(品番:F-28)
アルミクロスはクラフト紙、アルミ箔、ポリエチレンの3種の素材を重ねた原反で、防湿性の高さや強度を売りにした袋になります。袋の内側がポリエチレン層になっているので、熱融着(ヒートシール)で封かんすることが可能です。
本製品の封かんにはヒートシール機が必要になります。ヒートシール機は主に2種類があり、一つ目が熱板式シーラーで、これは規定温度に熱せられた熱板で袋を挟み込んで内側のポリエチレンを溶かして溶着するタイプです。もうひとつはインパルス式シーラーで、電気が流れている瞬間だけ熱が生じるタイプです。アルミクロス紙袋は、物理的に厚いので、熱板式シーラーがおすすめです。インパルス式シーラーの場合は、上下の両方に熱板のある両熱板式ですとシールできる機種があります。
こちらが、ヒートシール機のメーカー様にご協力いただいて撮影した封かん作業の動画になります。
以上の3タイプの袋の封かん作業についてご紹介させてもらいました。当社規格品のご使用に興味のあるお客様は無償サンプルの準備もございますので気軽にお声がけください。また、今回ご紹介した封かん機械(ヒートシール機、ミシン機)は、当社でも販売しておりますので、購入を検討される際には、是非とも合わせてご相談ください。
