アルミを使用した各種重袋、高機能クラフト袋
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アルミを使用した各種重袋、高機能クラフト袋
工業用で使用するクラフト袋の主たる原材料のクラフトはいわゆる紙のひとつの種類です。紙という素材はみなさまも馴染みがあるかと思いますが、柔軟で加工しやすく、書くことや印刷に適していて身の回りの様々な物に使用されています。その紙のひとつの特徴に通気性が良いというところがあります。
紙は主に木材からの繊維を取り出して作ったパルプと言われる原料の繊維を平らに結合させて作ります。その為繊維と繊維の間の微細な隙間が全面のあらゆるところに存在します。
その為、湿気や気体が容易に通過できます。
クラフト袋に使用するクラフト紙は比較的強度があり袋をはじめとする包装材によく使われていますが、他の紙と同様に通気性があります。クラフト袋に入れて輸送、保管する内容物によってはその通気性が悪影響をもたらすことがあります。
その特徴を補うためにほかの素材を組み合わせて袋を製造することも一般的に行われています。そのなかでも特に高機能となるのがアルミ素材を組み合わせたクラフト袋です。
アルミは防湿性、ガスバリア性、遮光性に優れた特徴を持ち、また薄く加工できるため各種袋にも多く使用されている素材です。袋によく使用されるアルミ箔の厚みは7μ(ミクロン)でミリメートルに変換すると0.007mmとなります、
そのような薄さのアルミ層があるだけで防湿性、ガスバリア性、遮光性が備わります。工業用、産業用で使用する15kg、20㎏、25kgといった内容物を袋詰めする重袋と呼ばれるクラフト袋でもアルミ素材は使われています。そのようなアルミ使用のクラフト袋は様々な内容物に使用されていますが、当社で最も多いのが樹脂原料・樹脂ペレット袋としてです。
通常、樹脂原料・樹脂ペレットには紙だけの構成の袋も一般的に使用されていますが、袋詰めする樹脂の素材によっては湿気の影響を極端に受けやすいものもあり、そういった特性のものに限定して使われています。
山口包装工業ではクラフト紙とアルミ箔フィルムを使用した複合袋を各種製造、販売しております。
別注品も承ります。防湿性、ガスバリア性、遮光性といった機能性を高めたクラフト袋をご検討されている。また、ヒートシールで密封したい、袋の強度を高めたいなど、ご希望の形状・使用方法・材質構成等のご要望ございましたら一度お気軽にご相談ください。