
【意外な包装材?】輸出・輸送で活躍する「冷凍魚用の紙袋」とは

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【意外な包装材?】輸出・輸送で活躍する「冷凍魚用の紙袋」とは

(AI生成のイメージ画像です)
「魚を入れる袋や箱」と聞くと、ポリ袋や発泡スチロール、段ボールなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実際に漁港へ足を運んでも、そうした容器が一般的に使われています。しかし実は、漁獲された魚を冷凍した後、大型のクラフト紙袋に梱包して輸送・輸出するという用途があることをご存知でしょうか。
当社でも、漁業関係のお客様から「冷凍魚を入れる紙袋」としてご採用をいただいている実績がございます。今回は、あまり知られていないこの紙袋の仕様や、規格品・別注製造についてご紹介します。
「冷凍魚を紙袋に入れる」という方法は一般には広く知られていませんが、魚をまとめて大型の紙袋に詰め、海外へ輸出する際などに活躍しています。当社で採用していただいた袋は、コノシロ、サバ、イワシ、ボラといった種類の魚の梱包に使用されています。
実際に冷凍魚用として使用された紙袋には、紙原料に応じて3種類の仕様があります。
① クラフト紙2層(ポリ内袋なしの紙のみ)
② クラフト紙1層 + ポリラミネート紙1層
③ ポリクロス加工紙1層
強度、耐水性は③、②、①の順に強く、価格は①が一番安くなっています。
また、これらの袋は全てミシン袋(底部はミシンでクレープ紙を縫い付けた仕様)で、内容物(凍った鮮魚)を入れた後、上部もミシンで縫い上げて封緘(ふうかん)します。これは、氷点下の環境では粘着テープ類が剥がれやすくなるため、より確実なミシン縫いが適しているからです。
「水分を含む魚を紙袋に入れて、強度は保てるのか」と不安に思われるかもしれません。しかし、クラフト紙2層(ポリ内袋なし)の仕様でも、一部のユーザー様で実際に輸送用途として使用されている実績があります。ただし、保管・輸送条件(魚の種類、内容量、温度管理、輸送方法など)によって、結露や魚から出る水分の影響は異なります。紙が水分に過度にさらされると強度が低下して破れてしまうため、「どのような条件でも一律に問題ない」とは言い切れません。このため、海外では、破れや水濡れに強いポリクロス紙袋が使用されるケースが多いようです。
冷凍魚の輸送用に紙袋を検討したいというお客様には、まず実際の使用環境でお試しいただくことを推奨しています。クラフト紙2層の袋とポリクロス加工紙1層の袋については、小ロット(100枚)で販売可能な規格品をご準備しておりますので、サンプルをご請求いただき、実際の魚を入れて問題なく使用できるかをお確かめください。
2種類の規格品のサイズは以下の通りになります。
| 規格名 | 仕様(片ミシン袋) | サイズ:長さ×巾×マチ(mm) |
|---|---|---|
| F-18 | クラフト紙2層 | 902 × 443 × 102 |
| F-25 | ポリクロス加工紙1層 | 838 × 440 × 125 |
規格品では仕様やサイズが合わない場合でも、ロット次第(約3000枚~)でご希望のサイズに合わせた別注品の製造が可能です。用途や内容物に合わせ、紙原料の種類などについてご相談いただけます。
冷凍魚の輸送用の紙袋にご興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。

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